ニーハイブーツブームについて
ニーハイブーツに独り言
確かに従来の日本のファッション傾向ならばニーハイブーツのデザインは支離滅裂だと言い切る人が多いことでしょう。あの、日本の気候に合いそうもない長いニーハイブーツが、『普通』だとしたりするなどありそうもない話です。しかし、言えることはニーハイブーツの美脚効果は確かにある、ということ。これだけは間違いない事実でしょう。それなのに、ニーハイブーツを冬ファッションに取り入れない女性も多く存在するのは、ファッションの嗜好性が個人の美意識に根ざしたものであるということではないでしょうか。つまり、ニーハイブーツの持つイメージ、『ギャル系ファッション』『ビッチ系ファッション』に象徴される、お世辞にも知的な印象のない、少女達や少女性の抜けきらないレディース向けのアイテム、というイメージが阻害要因となっているのでしょう。また、ニーハイブーツの持つ不便性も普及を阻害する原因の一つかも知れません。その昔マリークワントの提唱したミニスカートは、ニーハイブーツとは対照的にオフィスウェアにまで影響を与えました。これは、ミニスカートの概念が優れていただけではなく、ニーハイブーツにはない活動性を備えていたことと、無関係ではないと考えられます。いずれにしてもニーハイブーツは少々過剰なほどにファッション性、デザイン性の高いフットウェアですから、やはり、オシャレの世界から出ることはないでしょうね。